コトコハ

言+常葉=コトコハ。ちょっと好きなものや思うことなど。

11月の読書まとめ

11月はひたすら十二国記再読で終わりました。

新作の最終巻はギリギリ間に合いませんでした( ´△`)

今回から、感想部分は薄いグレーで表示することにしました。

あんまりネタバレはないとは思うのですが、今回話題なだけにちょっと気になりました。

 

11月の読書メーター
読んだ本の数:11
読んだページ数:3837
ナイス数:137

風の海 迷宮の岸(下) 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)風の海 迷宮の岸(下) 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)感想
再読。完全に王を選ぶ下りを忘れていた。泰麒はひたすら罪悪感の強い子だと思う。強情であることも含めて麒麟だったのか。そんな泰麒が苦しみながらも、一緒にいたいと思う王を繋ぎ止められてよかった。景麒も延主従も暖かい。
読了日:11月02日 著者:小野 不由美
東の海神 西の滄海 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)東の海神 西の滄海 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)感想
再読。更夜は名前しか覚えていなかったし、元州の反乱は完全に忘れていた。延王は村上海賊に滅ぼされた一族だったのか。新王と麒麟、元州主従が見事に対称的。王と民との距離感、本当の権力とは何かが常に問われていた。民を犠牲にして権力を守るか、身を捨てて民を守るか。奔放な延王は繋ぎの王かもしれないけど、それでも彼の中の正解を追いたくなる。
読了日:11月06日 著者:小野 不由美
風の万里 黎明の空〈上〉十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)風の万里 黎明の空〈上〉十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)感想
再読。誰しも陽子であり、鈴であり、祥瓊であることを実感する。特に鈴は陽子と違って90年近く救いがなかったぶん、自分がかわいそうで苦しんでも仕方ないのでは、と肩を持ってしまうけど、楽俊や清秀の人生観は色々と刺さる。形は違えどみんな苦しい。苦しい最中にいると、どうしても周りが見えずに負の思い込みが強くなる。知らないことわからないことも周りのせいにしてしまう。わかってはいるけど、なかなか一人では這い上がれない。
読了日:11月08日 著者:小野 不由美
風の万里 黎明の空(下) 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)風の万里 黎明の空(下) 十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)感想
再読。三人娘の邂逅は意外とあっさり。だけどずいぶん世界が華々しくなった気がする。鈴は洞主を必要以上に怖がっていたことに気づいたし、祥瓊は知らないことや果たすべきだった責任を受け入れたし。彼女らを結びつけた反乱軍の器も大きい。社会人になっても思うところは色々出てくる物語でした。
読了日:11月11日 著者:小野 不由美
図南の翼 十二国記 (講談社X文庫)図南の翼 十二国記 (講談社X文庫)感想
再読。利広が初登場していたことも、黄海サバイバルな展開も全く覚えていなかった。「目の前のものを食べなかったからといって、食べられない人のところには行かない」の台詞だけは当時も印象的だったけど、今は珠晶の身分の罪悪感もあいまって複雑な気持ちになった。珠晶は激しいし正しいけど、幼い。助け合いという理想も、実際には要求のぶつけ合いになってしまう。それを最終的に飲み込んだからこそ、珠晶は選ばれたのかもしれない。
読了日:11月13日 著者:小野 不由美
魔性の子 十二国記 0 (新潮文庫)魔性の子 十二国記 0 (新潮文庫)感想
★★★★。ホラーは苦手なので滅多に読みませんが、十二国記のプロトタイプだけあって面白かったです。そぐわない居場所に「祟る」自分。諦めているようで広瀬に心を開いた高里がせつない。汕子は風の海~ではひたすら瑞々しくて可愛かったのに、この物語ではひたすら狂気じみてずるずると怖い。
読了日:11月14日 著者:小野 不由美
黄昏の岸 暁の天(そら)〈上〉―十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)黄昏の岸 暁の天(そら)〈上〉―十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)感想
再読。慶、雁、戴がいよいよ合流する。風の海~の暖かさは半年で崩れる。裏切り者にされた李斎も、おびきだされた驍宗も、蓬莱に飛ばされた泰麒もやるせない。同じ胎果である陽子も、助けたくても助けられない現状に苛立つ。『魔性の子』ともリンクし、汕子たちの思惑も見えて面白かった。
読了日:11月15日 著者:小野 不由美
黄昏の岸 暁の天(そら)〈下〉―十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)黄昏の岸 暁の天(そら)〈下〉―十二国記 (講談社X文庫―ホワイトハート)感想
再読。やっと追い付いた。天とは何か、王の領域とは何か。自国も管理できないのに、他国にお節介をすると国内に限界が来る。それは戴の始まりにも言える。取り残された者に鬱憤がたまる。でも天綱の隙間を縫って、なんとか各国の協力を得て泰麒を連れ戻せて良かった。泰麒自身もそう望んでいたし。『魔性の子』ではひたすら怖かった異界のものたちが、やはりこちら側から見ると彼らも懸命。いよいよ14年待った戴麒の活躍が始まる。楽しみです。
読了日:11月17日 著者:小野 不由美
白銀の墟 玄の月 第一巻 十二国記 (新潮文庫)白銀の墟 玄の月 第一巻 十二国記 (新潮文庫)感想
★★★★。泰麒と李斎は旧王朝の生き残りの武将、道士と出会い、旅を共にする。まだまだ阿選の思惑も見えないけど、驍宗らしき人の姿がちらほら。別行動もいつまで保つのか。それでも民は、驍宗と泰麒に希望を持ち続けていたようで良かった。
読了日:11月19日 著者:小野 不由美
白銀の墟 玄の月 第二巻 十二国記 (新潮文庫)白銀の墟 玄の月 第二巻 十二国記 (新潮文庫)感想
★★★★。思わぬ判断。怯えながら驍宗を選んだ時を思うと、泰麒は本当にふてぶてしく強くなった。ただ、独断で動く若気の至りな部分もある。李斎は逆に追い詰められている。どこまでが天命なのか。驍宗の本当の行方は?戴の一次産業(鉱山)と宗教性の強さもわかる展開だった。
読了日:11月20日 著者:小野 不由美
白銀の墟 玄の月 第三巻 十二国記 (新潮文庫)白銀の墟 玄の月 第三巻 十二国記 (新潮文庫)感想
★★★★。ラストにかけて希望が見えていく。泰麒の中にちゃんとあの人がいてくれて良かった。あちらでのことを、ちゃんと重みとして受け入れていた。こちらに帰ってからは、あちらのことは忘れてしまったのかと心配していたので安心した。やっぱり泰麒と李斎が別行動をとってこその展開だったのだろう。遂に本当のラスト。なんだか大きな波がきそう。
読了日:11月26日 著者:小野 不由美

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